2017/10/23

 -投資, 基礎知識

積立預金の仕組みとメリット・デメリット

 

みなさん貯金していますか?

銀行預金の種類の一つに 積立預金 があるのをご存知かと思いますが、
その制度を利用している人はそこまで多くないと思います。

今回は 積立預金 のメリット・デメリットを含めた、基本知識について簡単にわかりやすく説明します。

 


積立預金とは ?

ユキオ

積立預金とか積立貯金とかよく聞きますけど違いってなんなんすか〜?そもそも積立預金ってなんなんすか〜?

ピケガミ

まず積立預金と積立貯金の違いは、金融商品を扱う金融機関によって言い方が異なるだけで、大きな意味の違いはありません。詳しくは「さまざまな種類の預金の仕組み」に書いてあります。

ユキオ

え?そうだったんっすね~。じゃあ、どんな預金なんすかね~?

ピケガミ

積立預金とは、正式には自動積立定期預金と呼ばれており、定期預金の数種類の内の一つの方法です。

ピケガミ

定期預金と同じように、はじめに預入期間を決めます。積立預金はそこから毎月決まった積立日を決め、その日に決まった積立金を普通預金口座から自動で積立する預金商品です。

 

積立預金の簡単な仕組み

 

ユキオ

そうなんですね〜。自動で普通預金から積立てくれるのは便利っすね〜。定期預金と積立以外に違うところはあるんすか〜?

ピケガミ

ありますよ。定期預金のデメリットを解消してくれるようなシステムもあるのでご紹介しますね。

 

積立預金のメリット

預金保険制度がある

ピケガミ

積立預金も定期預金の一種であるので預金保険制度が適用されます。

ユキオ

定期預金のメリットの1つですよねぇ〜。

ピケガミ

そうですね!でもここでも積立預金だからこそ気をつけるべきポイントもあるんです。預金保険制度の保証額は、1,000万円までです。

ピケガミ

預入期間が長いと結構な金額を預入することになり、退職金などが出るタイミングで1,000万円を超える可能性があります。

ユキオ

預金期間が長いと注意が必要なんすね~

ピケガミ

予め、いつ頃に1,000万円を超えるのかを計算しておくのが賢明でしょう。

中途解約や一部積立金の引き出しが可能

ピケガミ

積立預金にすると中途解約や一部積立金の引き出しが可能になります。詳しい解約日や積立金の引き出し可能金額などは契約書で確認することが必要です。

ユキオ

解約できるんすね~。定期預金の時はデメリットでしたよね~?

ピケガミ

その通りです。定期預金は中途解約ができるもののペナルティ金利になってしまうという意味で、中途解約が大きなデメリットでした。

積立預金のデメリット

預金の中では金利は高いが、運用効果はあまり期待できない

ピケガミ

そんな積立預金ですが、金利は高いのですが、実は運用効果はあまり期待できません。

ユキオ

そ、そうなんすかぁ〜?

ピケガミ

預金の中では金利が高く、資産運用に適していると思われがちですが、預金以外の金融商品と比べると、金利はそこまで高くありません。

ユキオ

そうなんすね~。

ピケガミ

はい。あくまであまり引き出さないお金をコツコツ貯金したい人にオススメです。

ユキオ

なるほど〜。自分に本当に合っているか確認しないといけないっすねぇ〜。

積立の仕組みを知らないと家計を圧迫する可能性がある

ピケガミ

資産運用に回せるお金をしっかり把握しないで積立預金を設定してしまうと、普通預金から自動で引き落とされるので家計を圧迫してしまう可能性があります。

ユキオ

あれ?でも、積立預金のメリットは好きな時に引き出せることじゃなかったんすか~?

ピケガミ

もちろん一部積立金は引き出せますが限度があるので、考えずに積立金額を設定してしまうと解約をしなくてはならないので、積立貯金の運用効果が薄れてしまいます。

ユキオ

やっぱり、どんな金融商品もまず自分の収支や資産を把握することから始めないといけないんすね〜。でも積立預金は、コツコツ預金できそうでいいっすねぇ〜。

ピケガミ

そうですね。日本人はコツコツ貯蓄するのが好きな人が多いので積立預金は人気ですね。メリット・デメリットのまとめは以下の図のようになっています。

 

積立預金のメリット・デメリットのまとめ

 

まとめ

ユキオ

積立って便利なんすね~。

ピケガミ

そうですね。ただ、積立式の資産運用は預金だけではないので、他の積立式の資産運用も調べることをオススメします。

ユキオ

そうなんすね〜、積立興味あるっす〜。自分に合ったものを見つけたいっすねぇ〜。



書籍3のご案内
無料セミナーのご案内

ホームに戻る

  • プロフィール
  • 書籍3のご案内
    書籍2のご案内
    書籍1のご案内