2017/10/23
NISAの仕組み！簡単解説！
最近よく耳にする”NISA”ですが、
実態がなんなのか分かっていない方は意外と多くいるのではないでしょうか？
今回は、”NISA”の発祥地や発祥の背景を含め、”NISA”の実態についてご紹介します。
目次
NISAってなに？
NISAとは？
ユキオ
NISAってよく聞くんすけど〜、あれってなんなんすか〜〜？
ピケガミ
NISA（少額投資非課税制度）は、簡単に言えば投資用の口座です。
ユキオ
口座だったんっすね～、ずっと投資の名前だと思ってましたぁ〜。
NISAの発祥
ピケガミ
英国（イギリス）で普及しているISA（Individual Savings Account）、つまり個人貯蓄口座を日本でも取り入れたんですね。
ユキオ
ISAってなんですか〜？
ピケガミ
ISAは、国籍に関係なくイギリス住民であれば誰でも開設することができる口座で、この制度を導入した結果、英国では幅広い人々が投資を行いうようになったんです。
ユキオ
そうだったんっすね〜！ってことは、日本でも投資を行うようになるってことっすか〜？
ピケガミ
そうなるかもしれませんね。
NISA導入の背景
ユキオ
なんか、投資って危ないイメージなんすけど、なんか狙いがあったりするんすか〜？
ピケガミ
日本がこの制度を取り入れた背景の一つには、少子高齢化が進んでることが関係しています。
国はできるだけ自分で資産運用をしてほしいんですね。
ユキオ
え！なんでっすか〜？
ピケガミ
簡単にいってしまえば、これから年金の受給額が減っていく中で、個人の資産形成が重要になってくるからです。
ユキオ
なるほど〜、今の日本の方向性ってやつですか～
ピケガミ
国民が自分で老後のお金を貯められていれば、年金も支払わなくてもよくなりますし、国にとってメリットになりますよね。
ユキオ
え～～！年金払われないんすか～！？
ピケガミ
いえいえ、支払われます。ただ言いたかったのは、「自分のことは自分で」という流れが作られ始めているということです。
NISAによるメリット
ユキオ
国にとってのメリットはわかったんすけど～。逆に～僕たちにとっていいことは無いんすかねぇ〜？
運用しても非課税
ピケガミ
NISAを利用して運用したお金には税金がかからないんです。運用して増えたお金はそのまま収入になります。
ユキオ
え～！そうなんすか！税金がかからないってめっちゃいいじゃないですか！
ピケガミ
そうですね。資産運用するのであれば非課税になるのでNISAを利用することをオススメします。
ユキオ
なるほど〜！
NISAにおける注意点2選
ピケガミ
あとは、知っておかなければならない注意点もあります。
ユキオ
なんすか～？
注意点① 口座開設から初めの5年間、年間120万円まで
ピケガミ
非課税対象についてですが、口座開設から初めの5年間、年間120万円まで(2016年1月から)という制約があります。
それ以上は、税金がかかるので注意です。
ユキオ
なるほど、一定期間が過ぎると非課税じゃなくなっちゃうんすね〜。
注意点② NISA口座の運用額は600万円まで
ピケガミ
そうです。口座を作った年から10年の間使うことができ、NISA口座全て合わせての運用額は最高600万円までとなっています。
ユキオ
あ～やっぱり上手いだけの話って～なかなかないってことっすよね～。
ピケガミ
ただ5年の間での利益には、後々課税されたりすることはありません。
5年間で学んだ知識を使って上手に運用すれば、課税対象になっても資産は増えていきます。
口座開設の対象者
ユキオ
ちなみに～その口座は〜、誰でも開けるんすか〜？
ピケガミ
国籍に関わらず、日本国内に在住の20歳以上の人であれば、誰でも開設することができます。
1人につき1口座を開設することができます。
ユキオ
ということは〜、ボクも開けるってことっすねぇ〜！
ピケガミ
ピケガミ
NISAは20歳以上の人すべてが対象となっていますが、その他にも20歳以下を対象にしたジュニアNISAもあります。
ユキオ
え！そんなのもあるんすか〜？
ピケガミ
ユキオ
この前、友人にこどもが生まれたんで、知らせてあげます！
まとめ
ピケガミ
これからは国民一人一人が資産運用をしていく時代。そんな中で導入されたのがNISAです。
ユキオ
年間120万円までの非課税枠が与えられて5年間は非課税なんすよね。
ピケガミ
そうです。気を付けてほしいのは年間120万円以下の部分に関しては繰り越しできないということと、非課税枠での運用総額は600万までだということです。
ユキオ
わかりました！
ピケガミ
これから資産運用をしようという方は是非NISAの利用を検討してくださいね。
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