2017/05/28

 -投資, 海外オフショア投資

カンボジアでの海外不動産投資!その危険性とは?

 

 海外不動産投資は、高い利回りなどで近年注目を集めています。そもそも、海外不動産投資とは何か知りたい方は、驚異の平均利回り156%!大注目の「海外不動産投資」とは?をご覧ください。

 では、本当に上手くできるのでしょうか、どんな危険性があるのでしょうか?カンボジアでの海外不動産投資を例に、失敗しないための海外不動産投資のリスクについて考えていきます。

 


カンボジアでの不動産投資ってどうなの!?

ユキオ

ふぅ~~~ん・・・

マイケル

・・・・・

ユキオ

カンボジアねぇ~~~・・・

マイケル

・・・・・

ユキオ

なるほど~カンボジアがねぇ~~~・・・

マイケル

なんだよ(笑)カンボジアがどうしたんだよ。

ユキオ

いや~それが~「海外不動産投資」ってネットではカンボジアが人気みたいなんすよね~。やっぱ海外に投資するならカンボジアっすよね~。

マイケル

なに?ユキオって、ネットで話題になってれば、なんでもいいものだって思っちゃうやつなのか?そういう考え方って結構やばいからね。

ユキオ

いや~そういうわけじゃないんすけど~。カンボジアで不動産投資っていいのかなって思って~。

マイケル

あのな、資産運用でそういう流行りの情報に惑わされんのが一番ダメなんだよ。

ユキオ

え〜でも〜こんなに綺麗っすよ〜?

 

ユキオ カンボジアの景色

 

マイケル

いや、確かに綺麗だけど(笑)オレも海外不動産投資やってっから、ミーハーなお前にカンボジアで投資することの危うさも教えてやんよ。

 

なぜ、カンボジアなのか?

そもそも海外不動産投資とは

ユキオ

カンボジアの危うさっていうか~、その前に海外不動産投資って投資だったんすね~。

マイケル

いや、何だと思って話してたんだよ。(笑)海外不動産「投資」って言ってんじゃん。

ユキオ

いや~、それは~・・・。なんか名前かっこいいじゃないっすか~。って感じで~。

マイケル

なに笑ってんだよ。(笑)でも、海外不動産投資でカンボジアって言ったら、開発前の土地に投資することを指すのが一般的だな。

ユキオ

え~、不動産投資って言ったら家を買って、人に住んでもらって家賃を貰って……っていうのじゃないんすか~?

マイケル

確かにそうなんだが、特に海外で投資するときにはそういう方法じゃねーのも多い。実際、海外不動産投資をこっちの意味で捉える人も結構いるんだ。

ユキオ

へ~、そうなんすか~。

マイケル

さらに詳しい仕組みを知りたければ「海外不動産投資の基本」 を見てくれ。

 

カンボジアが注目を集めているワケ

マイケル

そんで、カンボジアがググって上の方に出てくんのは、新興国だから未開発地も多くて、さらに土地代が安いから少額で始めることができるってメリットがあるからなのよ。

ユキオ

なるほど~。

マイケル

特に今はAZ サテライトシティ(プノンペン副都心計画)っていう、開発計画が注目されてるな。

ユキオ

そこが投資しやすい土地ってことっすか~。

マイケル

まあ、大体その通りだな。海外不動産投資サイトでカンボジアを勧めるときにはこの計画であることが多い。

ユキオ

それってやっぱり、不動産投資するのにうってつけの土地なんすもんね~。

マイケル

まぁ~見た感じはいいことばっかに見えるよ。確かにいい感じだよ。だけどカンボジアでの不動産投資には落とし穴的デメリットがあるんだよ。

 

危険性〜法律編〜

外国人は土地を買えない

マイケル

その一つが、外国人は土地を所有することはできないってこと。

ユキオ

えっ!?土地を購入するのに所有できないんすか~?

マイケル

そうなんだ。だから、不動産投資を行う時には、カンボジアの企業や個人が保有している土地を契約を結んだ上で購入するっていう方法になるんだよ。

 

カンボジア_ランドバンキング制度

 

ユキオ

法律的に、なんすか~。

マイケル

そう法律的なやつ。だから、もしこの契約を反故にされちまったら、土地の所有権を得ることもできず、払った金額分そのまま損しちまうことになんだよ。

ユキオ

それは~、やばいっすね~。

マイケル

な!それってやべ~だろ?

 

土地所有権の問題

マイケル

もっと言えば、カンボジアは一度内戦のせいで土地制度が崩壊してて、多くの土地所有権の権利書などが失われちまってんのよ。

ユキオ

それってすごく危ないじゃないっすか~。

マイケル

土地所有権をめぐる紛争まで起きるらしいぜ。自分が買った土地で紛争起きるかも?とか笑えねぇよな。

ユキオ

……大変なんすね。

 

危険性〜情勢編〜

不安定な統治体制 

マイケル

っていうかそもそも、カンボジアっていう国自体の不安定性も考慮するべきだかんね?

ユキオ

不安定性って何のことっすか~?

マイケル

今の法律で不動産投資をする仕組みができあがってはいるけど、カンボジアはまだ新興国だから、法律がころっと変わっちまうかもしれないってことは不安定だな。

ユキオ

じゃあ、海外不動産投資の、その仕組みすらなくなっちゃうかもしれないってことっすか~?

マイケル

そういう危険は常にあるだろうなあ。

 

カンボジアの法律変化

 

マイケル

でもそれだけじゃないんだぜ。

ユキオ

まだ問題点あるんすか~。。。

マイケル

実はまだあんだよ。でももう一つだから頑張ってついてこい。

 

国民に十分な経済力がない

マイケル

カンボジア人の一人当たり国民所得は1,020ドルなんだけど、日本人のそれが42,000ドルだから給料がかなり低いんだよな。

ユキオ

じゃあ、開発する土地があってもその開発自体いらないんじゃないかってことにもなったりするわけっすね。

 

カンボジアの開発

 

マイケル

いやに察しが良いな~。その通りだよ。そういう批判も多少存在してるんだ。

ユキオ

それで~、もう問題点終わりっすか~?

マイケル

安心しろ。俺が話したかった話は終わり。

 

まとめ

マイケル

カンボジアみたいな新興国での不動産投資はリターンが大きいとか、これから成長するってのとかはその通りだよ思う。でも……

ユキオ

しっかりとリスクについても調べなきゃいけない……ってことっすよね。

マイケル

その通り。この手の海外不動産投資は本来ならリスクの高くない投資なんだよ。だから最初は北米みたいに不動産投資が発達した地域に投資すると良いかもな。

ユキオ

なるほど~。あ、でも、実は海外不動産投資以外にも海外投資信託とかもあるんすよね。

マイケル

よく知ってるな!海外投資信託について詳しく知りたかったら「海外投資信託の基本!日本との比較からわかる魅力とは」を見てくれ。



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