2017/09/23
NISAの注意点とは?知っておくべきNISA情報
どこでも耳にするようになったNISA。その分、興味を持っている方も多いです。
メリットが多いだけに、とても魅力的なNISAですが、手のつけやすさとは裏腹にNISAの注意点は多く存在します。
NISAにもいい面だけでない、注意点も含めた最新のNISA情報を紹介します。
また具体例としてNISAにまつわる落とし穴についてお伝えします。
※そもそも、NISAって?という方は、「NISAの基本的な仕組み」をご覧下さい。
目次
NISAお得なポイント
①市場が活性化している
ユキオ
そもそもNISAってなにが良いんですか?
クロダ
まずNISAは英国で普及しているISA(個人貯蓄口座)を参考にしてるんです。
ユキオ
ISA??初めて耳にしました…。
クロダ
実際にISA制度を導入したことで、英国市場が活性化されてるんです。すごくないっすか~?
ユキオ
すご~い。じゃぁNISAにも期待できるんすね!!
クロダ
そうっすね。非課税内で運用できることが多くの人に利用されることで、市場の活性化に繋がります。
②非課税の枠が大きい
ユキオ
通常だと税率が20.315%もかかる。
一方、NISAであれば、税率がゼロなんすもんね…。
クロダ
こういう面ではメリットが多く見えるけど、知っておかなきゃいえない注意点もあるんすよ。
NISAの注意点!具体的な落とし穴
①非課税枠は5年まで
クロダ
まず、非課税が適用されるのは、投資開始から5年間のみの期間なんです。
ユキオ
えっ!?そうなんすか?じゃあ5年過ぎたらどうすればいんすか?
クロダ
一般口座や特定口座に移行しなきゃならないんすよ。
ユキオ
えぇ~。じゃあ非課税になるのは一定期間だけなんですね。
②非課税対象は、毎年100万円の元金まで
クロダ
非課税枠というものも存在し、毎年100万円の元金までしか非課税の対象にはならないんすよ。
ユキオ
え!?全部が対象じゃないの?
③債券への投資はできない
クロダ
しかも、NISAの対象は上場株式、株式投資信託のみで債券への投資は含まれません。
ユキオ
意外と注意点があるんすねぇ~。
元本割れリスクに注意!
クロダ
忘れてはならないのが、元本割れのリスクなんすよ。
ユキオ
そうなんすか!!結構リスク…。
クロダ
HPなどには、目立たないようさりげなく書かれている場合があるんです。
ユキオ
じゃぁ、非課税であるっていう理由で安易に手を出すと損をするかもしれないっすね…。
クロダ
そうなんですよ。だから目的によって利用する手段を選ぶことが大切なんです。
ユキオ
例えば…?
NISAは「余剰資金」の運用に適している
クロダ
自らの生活に必要な資産を増やそうと思うのであれば、NISAではなく元本保証がある運用手段がオススメです。
ユキオ
ほうほう。
クロダ
NISAは、余剰資金を利用し長期的に運用していきたい方にオススメです。
ユキオ
ということは、NISAを株や投資信託を始めるきっかけにするより、既存の投資方法をNISAに変えてみるというほうが賢明ですね。
まとめ
クロダ
NISAにはメリットもあればデメリットもあるということを忘れてはなりません。
ユキオ
よくわかりました…。
クロダ
自分にとってなにが有効なのか、トータルで判断していくことが大切なんすよ。
ユキオ
自分がメリットを活かしていけるのか、きちんと考えてみま~す。
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